人は知らないうちに勝手に自分で自分を型にはめている
自分で自分を型にはめている
つい先日原宿で行われていたエアマックスの誕生日「AIR MAX DAY(3月26日)」を祝うエキシビジョンスペース「AIR MAX CON」というもの参加してきました。
そこに来られていたデザイナーの方(名前は忘れちゃいましたが海外の男性)がナイキのエアマックスをデザインする際に、新幹線と桜をイメージの材料として使用していたのです。
新幹線と桜って人工物と植物であるしまったく相入れそうにないですが、僕らの目の前でデザインする際にGoogleで画像を検索し新幹線と桜をイメージしたエアマックスをデザインしていました。
勝手に型にはめている
僕自身、新幹線と桜の組み合わせというのはまったく想像つかなかったんです。だって全然違うものじゃないですか。
だからデザインする際に新幹線と桜なんて絶対に組み合わせることなんてなかったです。
でもこれって自分で勝手に型をつくって自分で自分を型にはめているんですよね。
新幹線と桜を組み合わせたらダメなんて誰にも言われてないですから、自分で勝手にルールという型を作っちゃってるんです。
無意識に型を作っている
自分で型を作っているわけですが、自分では型を作っている意識は1ミリもありません。自分の中の見えない自分が型を作っているのです。
人間自分で自分をコントロールしている感覚がありますが、実はそんなことないんです。
どうやって型はつくられるのか?
ではどうやって自分の中の見えない自分が型を作っているかというと、それは経験です。今まで得てきた経験から型は作られているのです。
僕の今回の場合『新幹線』と『桜』という組み合わせを経験したことがなかったのです。もう少し広く考えると『人工物』と『植物』または『乗り物』と『花』このような組み合わせを経験したことがありませんでした。
僕の型の中にこの組み合わせがなかったのです。だから僕は大変驚きました。
経験することで型が少し柔軟になった
僕は今回の『新幹線』と『桜』という組み合わせを経験したことによって以前よりは柔軟な型になったと思います。
ですがまだまだ自分の型の自由度は低いでしょう。これから多くの経験を積むことによってさらに型を柔軟にしていきたいと思います。
柔軟にするには知らないことに飛び込まないといけないですね。
以上
「人は知らないうちに勝手に自分で自分を型にはめている」でした。