自分の強みを生かせる市場を選択しよう
正しい市場の選択をしよう
大学生の僕はつい最近までテスト期間だったのですが、テスト勉強もろくにせず、本ばっかりを読み漁っていました。
読んだ本の中に『マーケット感覚を身につける』という本がありました。これは社会派ブロガーである、ちきりんさんの著書でございます。
この本の中に書かれていた『成功の鍵は市場の選択』と書かれており、これが非常に良い内容でした。
成功の鍵は市場の選択
この本の中で市場の選択の例えで婚活市場が出てきます。
年収300万以下で高学歴でもないが、さわやかな感じの好青年でイケメンの20代男性が結婚情報サービス会社に登録するがことごとく女性にフラれるというのです。
ここでちきりんさんはこの20代男性が市場の選択が間違っていることを指摘します。
こういった結婚情報サービス会社に登録している女性はやはり高学歴で高収入の男性を求めがちです。高学歴、高収入の男性はその辺にゴロゴロいるような人ではないので、こういったサービスをつかって女性は探すのです。
この20代の男性はこのようなサービスを使う女性がどういった男性を求めているのかということに気付けていないのです。
20代と若くイケメンであるこの20代の男性は、合コンや結婚式の2次会などで出会いを求めた方が良いとこの本には書かれています。
実際に直接会っていいなと思われたなら学歴や収入が多少低くても、そこまでネックにはならないのです。
何が求められているのかを考える
僕はつい先日高知県の田舎生活を体験したのですが、高知で出会った方々は田舎の遊びが好きなので、釣り好きの友達の話す釣りの話では大いに盛り上がっていました。
しかし僕が好きなアイドルの話ではまったく盛り上がりませんでした。
僕は釣り好きの友達より断然話も上手いのですが、話している内容が完全にその市場では求められていなかったのです。
自分の強みが求められる市場に売り出す
商売をうまくやっていくには、自分の強みが求められるような市場に売り出すことが不可欠です。
聞いているだけは簡単なように思えると思うのですが、実際このことを考えて行動している方は少ないのでないでしょうか?
まず自分の強みが求められるような市場に売り出すには、ステップが2つあり、まずは『自分の強みを見つけ出すこと』そして『自分の強みを求めている市場を探し出すこと』この2つです。
この2つを見つけ出すことさえできれば、商売はうまくやっていけます。
自分の強みの見つけ方
自分の強みがハッキリとわかっている方はあとは市場を見つけるだけですが、1つ目のステップでつまずく方がほとんどだと思います。
まず一度自分の頭で自分が持っているであろう強みを考えてみてください。自分の強みが1つだけでなく2、3つ出てくるかもしれませんね。
自分の強みは1だけではない可能性も十二分あるので、自分の強みをすべてメモるなりして、整理してください。
そして自分の強いが考え付いたら、それを家族なり友人なりに話して自分で考えた自分の強みが他人の思う自分の強みと合致するのか検証してみましょう。
もし合致しているのであれば、正真正銘あなたの強みです。
合致してないのであれば、まだあなたは自分の強みに気付くことができていません。
日本に住んでいると褒められることも少ないので、自分の強みに気付けていない方が多いですから、別に恥じることではありません。
ゆっくりと自分を理解していけばいいのです。
自分の強みを求めている市場を探す
自分の強みを見つけ出すことが出来たのなら、次のステップである自分の強みを求めている市場をさがすことです。
これも少し難しいかもしれませんね。
まずは自分で自分の強みを求めていそう人たちを想像してみましょう。
そしてその人たちがその強みをどこで求めているのかを考えてみましょう。
簡単で極端な例を出しますが夕食を作るのに肉が必要な人は薬局なんかには絶対に来ません。肉が欲しい人お肉屋さんかスーパーに立ち寄るでしょう。
ということは肉を売り出したい人はお肉屋さんかスーパーに売り出せばいいのです。薬局に肉を売り出したところで、ほとんど売れないでしょう。
単純な話ですがこういうことなのです。
この話を聞いて自分の強みはどこで売り出せばいいのかを考えてみましょう。
強みと市場さえ見つければいいのである
自分の強みとその強みが求められる市場を見つけ出すことが難しいかもしれませんが、それさえ見つかれば、あとはこっちのモノです。
ただ自分の強いや求められていることというのは、時が流れるにつれて変わっていくので、その流れに遅れをとらぬよう日頃から、強みと市場を探しましょう。